S211A 燃料コックの修理

   

S211A燃料コックのパイプは長期間の使用で亀裂や腐食がすすんでいることが多い、これによりガス欠などの思わぬ災難に遭うことがある。
燃料コックのパイプ交換とガスケットなどの交換について記述する。

1.無惨な姿 長い間放置された、あるいはあまり使わなかったS211は燃料タンク内部に錆の発生、パイプの劣化が大きい。
それぞれのパイプは縦方向に亀裂の入ることが多いがルーペなどで注意深く観測しないと発見が難しい。
2.パイプの亀裂 パイプの亀裂は3本いずれも起きるが空気抜き用の太く長いパイプに発生すると燃料コックを閉じていてもキャブレターに流れるので 知らないうちにタンクのガソリンがなくなることもある。
3.パイプの交換 古いパイプはそのまま使わず新しいものに交換する。4.6mmφのものと 3.6mmφのもの2本、計3本あるがボディーに傷をつけないようにプライヤー等でパイプを掴んで少し廻しながら引き抜く。その後、付着している ゴミなどを念入りに取り除く。穴の径を大きくしないように注意する。
4.パイプの取付 パイプは一般には市販されていないが
ラビットハウスでは販売しているので 事前に入手しておく。パイプの赤マークがボディー側で、短いものから順に差し込む。小さな釘をパイプ上部に差し込みその頭を小さなハンマーで軽く叩くと良い。 穴が腐食で拡大している時は接着剤のお世話になることもある。
5.太いパイプ 太いパイプ(4.6φ 31cm)は空気抜き用でここに燃料は流れないが先端はエンジンなどの振動で振れて タンク上部に接触し異音が発生する時がある。防止のためビニールチューブを差し込んでおく。
それぞれのパイプに究極のフィルターを付けるときは同時に行うのが良い。
6.パッキン類の交換 コックのパッキンは、6穴パッキン、O−リング、ファイバーガスケット、究極のフィルター用メッシュ3枚、 フィルター用丸形メッシュがセットになったものをラビットハウスで販売しているのでこれも事前に購入しておく。
7.コックの組立 分解図を参考に組み立てる。拡大図
ガスケット類、フィルターなどは全て同時に交換しておく。
解説図も参考にする。
8.燃料コックの締付 燃料コックナットは決して締め過ぎないこと。ハンドトルクで加減しながら締め付ける。
締めすぎるとナットを破損させ修理不能になることもある。
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