S301 ポイント・ブラシの交換

コンタクトポイントとダイナモブラシは
       使用時間の経過と共に摩耗し、いずれ使用できなくなる。
  時々点検してエンジンが不作動になる前に交換しておくのが良い。
(写真をクリックすると拡大又は説明写真になります)

1.ダイナモの概要 ★S301スターターダイナモには(+),(-)各2本ずつ、計4本のブラシがついている。1本のブラシが不良になっても動作、表示に表れないことがある。
★ブラシ、ポイントの摩耗、コンデンサーの性能についてはこれからの説明を見ていただきたい。
 
2.キックピニオンの取外し ★ダイナモの整備に当たってはステップ、ダイナモカバーなどを外し、キックピニオンギアーの取り外しが必要である。
★ピニオンギアーはS301B4型前期、後期で異なっている。
★前期型についてはサークリップの取り外しが必要である。
3.ファンの取外し−1 ★センターボルトを外す。この時ファンがついて廻るが、フィン(羽根)の部分に力を掛けると破損するので注意する。
★回転止めの専用工具を使うと確実であるが、ピストンを圧縮のかかる所まで回し、写真のようにレンチをハンマーで叩きインパクトを加えると外れる場合もある。
★このボルトは正方向ネジである。
4.ファンの取り外し−2 ★ファンプーラーを最初手で締めていき、プラグレンチを使って 3.と同様にインパクトで外す。
★爪付きプーラーを使うことも可能であるがファンの破損、外れたときに飛び出し怪我をすることもあるので注意が必要。
★プーラーはラビットハウスで販売しているので下記を参照願いたい。
5.ポイント、ブラシの故障例 ★ポイント、ブラシの故障の例は写真をクリックすると見ることが出来る。
★ブラシの摩耗の点検はファンを外さなくても点検窓から目視できる。
6.ポイントの交換 ★ポイントは接点面に出来た凹凸部による点火ミス、ヒール部の欠損による点火不能、ヒール部の摩耗によるギャップ不良等がある。
★ポイントは現在入手困難になっている。ヒール部の欠損、摩耗については修理が可能なので 問合せられたい。
★交換時、ダイナモ側のリードの締め付けは確実に行っておかないと走行中外れることがあり後悔する。
 
7.ブラシの交換 ★ブラシはリード取付部から先端までの長さが重要である(全長ではない)。
★6.5mmが限界のため7.0mmまで摩耗したら交換するのが望ましい。
★ブラシは4本同時に交換する。リードの長いものが(+)側でコンデンサーから右回りで2個目に取り付く。
★ブラシ交換後、押さえのスプリングは元の位置にした事を確認しておくこと。
★ブラシはラビットハウスで販売しているので下記を参照願いたい。
8.組み付け ★ファンの組み付けに当たってはダイナモ側のフェルト部、ファンのカム部のヒール接触部にリチュームグリスを塗っておく。これを怠ると後でヒールの破損を招き走行不能となる。
★ファンの取付には特殊工具は必要ないので外したときと逆に行えば良い。
 
9.点火位置の調整 ★点火位置の調整は、タイミングライトを使うのが好ましいが接点の開閉をテスターで測定して行う事も出来る。
★調整方法はこちらを参照。
   
10.キックピニオンの修理 ★キックピニオンギアーのラチェット部は外したついでにきれいにしておくとキックスタートするとき気分が良い。
★修理方法はこちらを参照。
 
こんなものもあるよ!!

* ファンプーラー 詳細はこちら * ブラシ     詳細はこちら